2007
エコ・プロダクツ展(東京ビッグサイト 会期207年12月13日〜
15日)
椛蝸ム組ブース・実験用模型ディスプレイ

箱に高さと幅があるので、どうしてもベンディングマシンの金型
の規格サイズを越えてしまうのが設計の段階でわかっていた
ので、難しかったです。ステンレス箱はヘアライン仕上げ。
●打水ペーブ
素材:ステンレス箱、フォーレックス舗装用ブロック、インクジェット出力温度計
依頼主コンセプト
夏の暑い日でも歩道の温度が上がらない仕組みをわかりやすく説明するための装置。
装置上部に夏の太陽・気温を想定するために赤外線ライトが設置してあり、打水ペーブ装置に配置してあるブロックを熱くして比較実験を行っています。真中は実際、ブロックに水が含まれる仕組みになっています。右側は、内部に何も入っていません。
画像左側階段状の部分は、歩道の地中を説明するためのカットモデルです。
画像中央部は、実際にブロックの下に、水をトレイに入れて導水シートが水を吸い上げ、ブロックにしみ込み、ブロックに含まれる水が蒸発することによって温度上昇を抑えています。
一方画像右側の方は、内部にはブロックの温度を抑えるような仕組みは入っていませんので温度が高くなります。
※実験を始めたばかりの時に撮った写真なので、温度計に装置の機能は反映されていません。
歩道のカットモデル。
実際に触って体験できます。
●グリーンキューブ・ライト
素材:ステンレス箱、フォーレックス、インクジェット出力、スチロール、植栽
打水ペーブ同様、植栽の下にはトレイに水を入れており、導水シートが水を吸い上げて植物に水を供給しています。
箱正面側はその構造を説明するためのカットモデルです。