●ペイント

ペイントには用途、仕様に応じてさまざまな方法、塗料の種類があり、そのプロジェクトごとにご提案させていただいております。

◎ラッカー塗装
FRPなどの塗装に使用される代表的な方法で、塗装膜が比較的強く、塗装の乾燥時間も短いです。有機溶剤(シンナー)を利用するため充分な揮発時間を必要とします。コンプレッサー(空気圧縮機)を使用した吹き付け塗装のみ。
例1
青金(真鍮色)塗装
下地は木工です。
◎ウレタン塗装
2液性の化学変化型の塗料を使用し、塗装膜が非常に強く、耐久性に優れています。乾燥、硬化までに数日必要となります。コンプレッサー(空気圧縮機)を使用した吹き付け塗装のみ。

◎水性塗装
水性塗料を利用した塗装方法で、ローラーや刷毛、吹き付けなどの方法が選べます。また色数もラッカー、ウレタンに比べ豊富です。最終的にウレタンでコーティングすれば非常に強く発色のいい塗装となります。ただし、液ダレを起こすため一度に大量に塗ることが出来ず、また乾燥に時間がかかるために時間が掛かってしまいます。
例1
既成の古い椅子を塗り直し、さらにエイジングやデストレス(傷つけたりする)を施したもの。表面にワックスをかけています。
→つまりこのピンクの色の椅子が長年使用し続けて古くなったようにする加工です。
◎エージング
オブジェや、店舗内をまるで時間が経って古くなってしまったかのような塗装方法です。新築のお店も、店内のペンキ塗りたての壁をちょっとエージングすると、もう10年以上やっているお店に感じてしまう効果があります。家具、調度品などにもエージングを施すことが可能です。
鉄、銅などの錆風塗装、家具に塗られているペンキが剥がれた感じなど効果に応じて対応させていただいております。


例1
既製品のフェイクレンガタイルでは色がやや紫っぽいので、もっと本物の焼成レンガの色に染め直し、さらにエージングをかけています。